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サッカーの指標で重要とされているのがゴール数やアシスト数といったわかりやすい成績以外にも得点期待値（xG）などのスタッツです。
皆様の中には、
- コール・パーマーのポジションやプレースタイルを知りたい！
- コール・パーマーのスタッツってどれくらい？
- 正直、コール・パーマーってどれくらい評価できるの？
という疑問や悩みを抱えている方はいらっしゃるはず。
そこでこの記事では、コール・パーマーのポジションやプレースタイル、シーズン別のデータをもとにスタッツを比較し、コール・パーマーがどれほどの選手であるかを検証します。
- サッカーの主な成績・指標・スタッツ
- コール・パーマーの経歴やポジション、プレースタイル
- コール・パーマーのシーズン別のスタッツはどれくらいか？
- U-NEXTサッカーパックでコール・パーマーをリアルタイムで応援しよう【まとめ】
サッカーの主な成績・指標・スタッツ
サッカーの主な指標・スタッツは以下の通りです。
- Apps（出場試合数）、Min（出場時間）
- G（ゴール）
- A（アシスト）
- Sh90（90分あたりシュート数）
- KP90（90分あたりキーパス数）
- xG（得点期待値）
- xA（アシスト期待値）
- xG90（90分あたりxG）
- xA90（90分あたりxA）
- xGChain90（ビルドアップに関与したxG/90分）
- xGBuildup90（シュート以外で関与したビルドアップxG/90分）
イングランドのプレミアリーグではFBrefやUnderstatでスタッツを閲覧できます。スペインのラ・リーガやイタリアのセリエA、フランスのリーグ・アン、ドイツのブンデスリーガも同様にFBrefやUnderstatが主要なデータ元です。
日本のJリーグではFootball LABが独自に算出した得点期待値を掲載しています。いずれもOptaやStatsBombといったデータ会社が提供元であり、過去のシュートデータを基にAIがゴール確率を推定しています。この記事で紹介する数字はUnderstatのデータを引用して選手を評価しています。
Apps（出場試合数）とMin（出場時間）
Appsは選手が何試合に出場したかを示す数字で、Minは総プレー時間を表します。Apps（出場試合数）とMin（出場時間）は選手の信頼度やコンディションを測る指標です。
FWやMFは先発出場が多いとチームの主力と見なされ、安定感を評価できます。逆に途中出場ばかりだと、控えや戦術要員の位置付けと考えられます。
DFやGKでは出場試合数やプレー時間が特に重要で、安定して起用される選手ほど守備の軸を担っていると言えるでしょう。シーズンを通じて多くの時間をピッチで過ごす選手は、体力面や怪我の少なさも評価に加えられます。
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G（ゴール）
ゴール数は最も分かりやすい成績であり、FWや攻撃的MFの評価につながります。数字が多いほど決定力や勝利への貢献度がわかりますが、ポジションによって意味合いは変わります。
例えばDFや守備的MFが少ないゴールしか記録していなくても問題はなく、むしろセットプレーで得点できれば評価が上がります。逆にFWはゴール数が期待値以下だと批判の対象に。
チーム戦術や役割も影響し、サイドアタッカーなら得点よりもチャンスメイクが重視される場合もあります。ゴールは数字だけでなく、その選手が置かれた戦術背景と役割で評価する必要があります。
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A（アシスト）
アシストはゴールに直結するプレーを数値化したもので、特にMFやサイドアタッカーの評価基準になります。アシスト数が多い選手は視野の広さやラストパスの精度に優れているとされます。
一方でFWはアシストよりもゴールが求められるため、数が少なくても問題ありません。守備的MFやDFの場合はアシストはおまけ要素と言え、評価軸にはなりません。
またアシストは味方の決定力にも影響するため、必ずしもその選手の能力を正確に表すわけではありません。そのため、後述するキーパス数やアシスト期待値と併せて評価するのが一般的です。
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Sh90（90分あたりシュート数）
Sh90は90分あたりにどれだけシュートを放ったかを示します。FWなど攻撃主体のポジションの選手にとっては得点への意欲・貢献を示す指標です。
FWがSh90で高い数値を残していれば、ゴールへの関与が多いと評価されます。一方でDFや守備的MFはシュート機会が少ないため、Sh90は低くても問題ではありません。
またシュート数が多くてもゴール率が低い場合は精度に課題があるとされます。逆に少ないシュートで高得点を記録している場合は決定力の高さを示せます。ポジションに応じて評価基準が変わるスタッツの典型例です。
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KP90（90分あたりキーパス数）
KP90はシュートに直結するパスを90分あたりでどれだけ出したかを示します。攻撃的MFやサイドアタッカーにとって特に重要で、チャンスメイクできる能力の高さを測る指標です。
FWでもポストプレーやラストパスに関与するタイプなら数値が重視されます。DFや守備的MFの場合、ビルドアップやロングパスでゴール機会を作り出せるかどうかの評価に使われます。
キーパスは味方がシュートを打たなければ成立しないため、チーム戦術や周囲の選手の質も影響します。そのため、単独ではなくアシスト数やxAと併せて見ると精度が増す指標です。
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xG（得点期待値）
得点期待値（xG）とは、サッカーのシュートがゴールになる確率を数値化したゴール期待値の指標です。ここでは以下の2点について解説します。
- 「得点期待値（xG）」の定義
- 得点−xG の差分の意味
「得点期待値（xG）」の定義
得点期待値（xG）は、サッカーのシュートが得点になる確率を0から1の範囲で表す数値です。ゴール期待値とも呼ばれ、シュート位置や角度、距離、使用した部位などの条件から算出されます。
例えば、xGが0.3ならそのシュートは30％の確率で決まることを意味します。
選手やチームの攻撃力を客観的に測るために利用され、海外の主要リーグでは広く普及しています。実際の得点数と比較することで、決定力や得点力の評価に役立つと言えるでしょう。
得点−xGの差分の意味
得点数と得点期待値（xG）の差は選手の決定力を測る数値と言えます。
ゴール期待値より得点が上回る場合は平均的な確率を超えて得点していることを示します。逆に得点数がxGを下回る場合は決定機を逃している、または運が悪かったと解釈されます。
例えば、得点期待値（xG）がシーズン合計で「5.0」の選手が実際に「8ゴール」決めた場合、平均的なゴール期待値を大きく上回り、高い決定力を発揮していると評価できます。逆に同じ「5.0」のxGに対して「2ゴール」しか取れなければ、決定機を逃しているか運に恵まれなかった可能性があり、決定力やチーム状況に課題があると考えられます。
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xA（アシスト期待値）
xA（アシスト期待値）はパスが得点に結びつく確率を示した指標です。アシストに至らなかったパスも評価対象となるため、純粋なチャンスメイク力を評価できます。
MFやサイドアタッカーはxAが高ければと「創造性が高い」と評価されます。FWが高い数値を残す場合は、得点だけでなく周囲を活かす能力があると考えられます。
DFや守備的MFは基本的に低い値になりますが、長距離のロングパスやサイドチェンジで決定機を演出できれば評価が上がります。アシスト数だけでは測れない実力を数値化できる点が、xAです。
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xG90（90分あたりxG）
xG90は90分換算でどれだけ得点期待値を生み出しているかを表します。FWや攻撃的MFでは特に重要で、単純なxGよりも出場時間を考慮した実効的な評価が可能です。
例えば途中出場が多い選手でもxG90が高ければ、短時間で決定機を作れていると解釈できます。逆にフル出場が多くてもxG90が低ければ、攻撃面での存在感が薄い可能性があります。
DFや守備的MFにとっては評価軸としては大きな意味を持ちません。
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xA90（90分あたりxA）
xA90は90分あたりに生み出すアシスト期待値を示す指標です。チャンスメイク力を時間当たりで比較できるため、出場時間が異なる選手間でも公平な評価が可能です。
攻撃的MFやサイドアタッカーはxA90が特に重要で、どれだけ継続的に決定機を演出できるかを示します。FWにとってもポストプレーや味方を活かす力を測る指標となります。DFや守備的MFではxA90が低いのが一般的です。
時間調整が加わることで、控え選手の実力把握にも役立ちます。
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xGChain90（ビルドアップに関与したxG/90分）
xGChain90は90分あたりに関与した攻撃全体のxGを示します。シュートやアシストだけでなく、その前段階のパスやボール保持も含まれるため、総合的な攻撃・勝利への貢献度を評価できます。
攻撃的MFやサイドアタッカーが高ければ、ビルドアップ全体に関わるプレーを示します。FWもシュート以外に繋ぎ役として活躍していればxGChain90が伸びます。
守備的MFやDFの場合も、後方から組み立てに関与すれば評価されるポイントです。純粋な得点やアシストに現れない「繋ぎ」を数値化できるのが特徴です。
xGBuildup90（シュート以外で関与したビルドアップxG/90分）
xGBuildup90はシュートやラストパスを除き、ビルドアップにどれだけ関与したかを示す指標です。守備的MFやDFにとっては特に重要で、チームの組み立てにどれだけ貢献しているかを測れます。
FWは直接得点に絡む役割が多いため、xGBuildup90は低くなりがちですが、ポストプレーや連携が重視されるタイプなら高値を示すこともあります。単純な得点関与以外に、試合全体の流れを支配する力を数値で表すことができる点で有効です。
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コール・パーマーの経歴やポジション、プレースタイル
上の動画はU-NEXTが配信するプレミアリーグ 24/25シーズンのコール・パーマーの活躍です。世界最高峰の舞台で活躍するコール・パーマーについて、ここでは以下の3点を解説します。
- コール・パーマーの経歴
- コール・パーマーのポジション
- コール・パーマーのプレースタイル
コール・パーマーの経歴
コール・パーマーは2002年5月6日生まれのイングランド出身のMFです。ユース時代はマンチェスター・シティに所属し、U-18チームではキャプテンを務めるなど早くから注目されました。
2020年にトップチームのマンチェスター・シティでデビューし、国内カップやチャンピオンズリーグにも出場しましたが、リーグ戦での出場は限られ、19試合無得点にとどまりました。
2023年9月に出場機会を求めてチェルシーに完全移籍し、以降は中心選手として活躍しています。チェルシーでは初年度のリーグ戦で33試合22得点11アシストを記録し、得点とアシストの合計33はリーグトップとなりました。
2024/25シーズンも37試合で15得点8アシストを残しており、安定してスタッツを積み上げています。2002年生まれの若手ながら既にイングランド代表でもプレーしており、将来を期待される選手です。
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コール・パーマーのポジション
パーマーの主なポジションは攻撃的MFですが、スタッツから見るとFW並みの決定力も有しています。チェルシーではAMC（トップ下）での起用が多く、時にサイドアタッカーやセカンドストライカーとしても出場します。
2023/24シーズンのシュート数は90分あたり3.69本、キーパスは2.46本を記録しました。得点期待値（xG）はシーズン合計で17.83に達し、MFとしては突出しています。
また、2024/25シーズンもxGは15.77、xAは12.95をマークしており、得点力と創造性の両方を数字で突出しています。
決定力だけではなく、攻撃の組み立てにも関わり、ビルドアップの起点としても高評価を得ています。
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コール・パーマーのプレースタイル
コール・パーマーのプレースタイルは、得点とアシストの双方で結果を残せる点に特徴があります。左足から繰り出すシュートは高精度で、2023/24シーズンはxG17.83に対して22ゴールを挙げ、得点期待値を上回る決定力を発揮しました。
一方で創造性の指標であるxAは11.87を記録し、11アシストという成績と一致しています。さらに90分あたりのキーパス数は2.46本、ビルドアップ関与を示すxGBuildup90は0.52であり、攻撃全体に深く関わるスタイルと評価できます。
コール・パーマーのプレースタイルは連携を重視したプレーが多い点も特徴です。ポジションがMFであるにもかかわらずFWに匹敵するゴール数を残し、同時にチャンスメイク能力を備えているため、攻撃の中心として不可欠な選手と評価できます。
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コール・パーマーのシーズン別のスタッツはどれくらいか？
コール・パーマーのシーズン別データをもとに、以下の表を紹介していきます。
| シーズン | チーム | Apps | Min | G | A | Sh90 | KP90 | xG | xA | xG90 | xA90 | xGChain90 | xGBuildup90 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025/26 | チェルシー | 1 | 90 | 0 | 0 | 4.00 | 1.00 | 0.22 | 0.02 | 0.22 | 0.02 | 0.40 | 0.23 |
| 2024/25 | チェルシー | 37 | 3228 | 15 | 8 | 3.51 | 2.43 | 15.77 | 12.95 | 0.44 | 0.36 | 0.84 | 0.27 |
| 2023/24 | チェルシー | 33 | 2635 | 22 | 11 | 3.69 | 2.46 | 17.83 | 11.87 | 0.61 | 0.41 | 1.06 | 0.52 |
| 2023/24 | マンチェスター・シティ | 1 | 5 | 0 | 0 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 |
| 2022/23 | マンチェスター・シティ | 14 | 336 | 0 | 1 | 2.95 | 1.34 | 0.91 | 0.63 | 0.24 | 0.17 | 0.56 | 0.22 |
| 2021/22 | マンチェスター・シティ | 4 | 123 | 0 | 0 | 2.93 | 1.46 | 0.28 | 0.45 | 0.21 | 0.33 | 1.47 | 0.96 |
参考元：Understat
ここではそれぞれ以下の12項目を詳細に解説します。
- コール・パーマーのApps（出場試合数）
- コール・パーマーのMin（出場時間）
- コール・パーマーのG（ゴール）
- コール・パーマーのA（アシスト）
- コール・パーマーのSh90（90分あたりシュート数）
- コール・パーマーのKP90（90分あたりキーパス数）
- コール・パーマーのxG（得点期待値）
- コール・パーマーのxA（アシスト期待値）
- コール・パーマーのxG90（90分あたりxG）
- コール・パーマーのxA90（90分あたりxA）
- コール・パーマーのxGChain90（ビルドアップに関与したxG/90分）
- コール・パーマーのxGBuildup90（シュート以外で関与したビルドアップxG/90分）
コール・パーマーのApps（出場試合数）
Appsとは、選手が公式戦に何試合出場したかを示す指標のことです。コール・パーマーは2023/24シーズンのチェルシーで33試合に出場し、22得点11アシストと圧倒的な成績を残しました。
翌シーズンは37試合とさらに多くの試合に出場し、チームの主力としての信頼を得たといえます。出場数が多いほど監督からの評価されていると言え、体力面、フィジカル面でも優れていると評価できます。
逆にマンチェスター・シティ時代は出場が限られ、2022/23シーズンで14試合と控えに回ることが多い状況でした。パーマーがチェルシー移籍で主力に定着した流れがApps（出場試合数）を見るとわかります。
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コール・パーマーのMin（出場時間）
Minとは、選手が実際にピッチでプレーした合計分数のことです。
パーマーは2024/25シーズンに3228分を記録。90分換算で37試合すべてにほぼフル出場しており、チェルシーにおいてエースだったことがわかります。
2023/24シーズンも2635分出場し、平均出場時間は約80分以上を記録しました。出場時間の多さは選手のコンディションや戦術的な重要度を測る目安です。MFながら長時間ピッチに立てるのは監督からの信頼の厚い証拠と言えるでしょう。
マンチェスター・シティ時代の336分や123分といった短い出場と比較すれば、チェルシー移籍後に一気に評価を高めたことは明らかです。
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コール・パーマーのG（ゴール）
Gとは、選手がシーズンを通して挙げた得点数のことです。
パーマーは2023/24シーズンに22得点を記録し、攻撃的MFとしては異例の得点力を示しました。FWに匹敵する数字で、得点ランキングでもハーランドに次ぐ位置に立ちました。
翌2024/25シーズンは15得点とやや減少しましたが、安定して二桁得点を維持しています。マンチェスター・シティ時代は出場時間が短くゴールはゼロに終わっていますが、チェルシー移籍で得点力を一気に開花させた点がパーマーの特徴です。
MFとして二桁得点を続けるパーマーを「戦術的価値」と「決定力」において評価するべきだと考えます。
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コール・パーマーのA（アシスト）
Aとは、ゴールに直結するプレーを数値化した指標のことです。
パーマーは2023/24シーズンに11アシスト、2024/25シーズンに8アシストを記録しました。攻撃的MFとして高い数値であり、得点とアシストの両面でチームに貢献したと言えます。
マンチェスター・シティ時代にも1アシストを残しましたが、出場機会の少なさから本格的な実績には至りませんでした。
アシスト数は味方の決定力にも左右されるため単独評価は難しいものの、二桁前後を安定して記録できるのは創造性と視野の広さを証明するものです。
得点だけでなくラストパスで貢献できる点で、パーマーはMFとして理想的な選手であると言えるでしょう。
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コール・パーマーのSh90（90分あたりシュート数）
Sh90とは、選手が90分あたりに放ったシュートの平均本数のことです。
パーマーは2023/24シーズンで3.69本、2024/25シーズンで3.51本を記録しました。MFとしては極めて高い数字で、純粋なFWと同等レベルの積極性があると評価できます。
マンチェスター・シティ時代も2.9本前後を残しており、出場時間が限られても積極的にゴールを狙っていたことがわかります。
MFというポジション的にパーマーはトップ下から積極的に前線へボールを運べ、積極的にシュートを打てるスタイルであると評価できるでしょう。
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コール・パーマーのKP90（90分あたりキーパス数）
KP90とは、90分あたりにシュートに繋がったパスを供給した回数のことです。
パーマーは2023/24シーズンで2.46本、2024/25シーズンで2.43本と安定して高水準を維持しました。
MFの役割としてラストパスは大切で、KP90が示す通りパーマーはチャンスメイク力に優れています。
マンチェスター・シティ時代も1.46前後と短い出場時間で成果を残しており、潜在能力はあったと言え、それがチェルシーで開花したと言えるでしょう。
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コール・パーマーの得点期待値（xG）
コール・パーマーのゴール期待値（xG）はシーズンごとに差があり、実際の得点との比較で評価が分かれます。ここでは具体的に以下の2点を解説します。
- コール・パーマーのシーズンごとの得点期待値（xG）と実ゴール数
- 得点−xGの差分
コール・パーマーのシーズンごとの得点期待値（xG）などスタッツ
コール・パーマーのシーズンごとの得点期待値（xG）などスタッツは以下の通りです。
| シーズン | チーム | 出場 | 分数 | 得点 | アシスト | xG | xA | G/90 | G/90 | xA/90 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 /26 | チェルシー | 1 | 90 | 0 | 0 | 0.22 | 0.02 | 0.00 | 0.22 | 0.02 |
| 2024 /25 | チェルシー | 37 | 3228 | 15 | 8 | 15.77 | 12.95 | 0.42 | 0.44 | 0.36 |
| 2023 /24 | チェルシー | 33 | 2635 | 22 | 11 | 17.83 | 11.87 | 0.75 | 0.61 | 0.41 |
| 2022 /23 | マンC | 14 | 336 | 0 | 1 | 0.91 | 0.63 | 0.00 | 0.24 | 0.17 |
| 2021 /22 | マンC | 4 | 123 | 0 | 0 | 0.28 | 0.45 | 0.00 | 0.21 | 0.33 |
コール・パーマーのシーズン別のゴール期待値（xG）を見ると、チェルシー加入後に大きく数値を伸ばしています。
特に2023/24シーズンはxGが17.83と高水準であり、ポジションが攻撃的MFながらFW並みの数値を記録。得点期待値を超える22ゴールを記録した点は、フィニッシュの精度が際立っていた証拠と言えるでしょう
翌2024/25シーズンはxGが15.77で、実際の得点も15とほぼ一致しており、期待値通りのパフォーマンスを見せました。
安定して得点期待値に見合う成果を出せる選手は、決定力のある選手と言えます。アシスト面でもxAが二桁を超えており、決定力以外でも能力として高いと言えるでしょう。
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コール・パーマーの得点−xGの差分
コール・パーマーの得点−xGの差分は以下の通りです。
| シーズン | チーム | 得点 | xG | 差分（得点−xG） |
|---|---|---|---|---|
| 2025/26 | チェルシー | 0 | 0.22 | -0.22 |
| 2024/25 | チェルシー | 15 | 15.77 | -0.77 |
| 2023/24 | チェルシー | 22 | 17.83 | 4.17 |
| 2022/23 | マンC | 0 | 0.91 | -0.91 |
| 2021/22 | マンC | 0 | 0.28 | -0.28 |
得点と得点期待値（xG）の差分は、2023/24シーズンでは実際の得点が22に対し、xGは17.83で差分は+4.17となりました。2023/24シーズンはゴール期待値を大きく得点が上回る結果であり、フィニッシュ能力が発揮された成績です。
一方で2024/25シーズンは得点15、xG15.77とほぼ一致し、得点期待値に見合った安定した決定力を見せています。
過去のマンチェスター・シティ時代は出場時間が短く、得点がゼロで差分もマイナスでしたが、これは起用機会の少なさに起因するものです。
パーマーはMFでありながら前線並みのゴール期待値を稼ぎ、その上で得点をプラスに伸ばせる能力を持つ選手。得点−xGの差分からも、チェルシーでの成長が際立ち、将来が楽しみな選手であると言えるでしょう。
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コール・パーマーのxA（アシスト期待値）
xAとは、パスが得点につながる確率を数値化したアシスト期待値のことです。
パーマーは2023/24シーズンで11.87を記録し、11アシストという結果とほぼ一致しました。翌2024/25シーズンは12.95を残した一方、実際のアシストは8にとどまりました。2024/25シーズンは味方の決定力に影響されアシスト数が減少した結果と言えます。
マンチェスター・シティ時代も0.45程度を記録しており、短時間でもチャンスを演出していました。しかし、やはりチェルシーでの成績が突出しているため、パーマーがチェルシーに完全移籍したのは大成功だったと言えるでしょう。
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コール・パーマーのxG90（90分あたりxG）
xG90とは、90分換算でどれだけ得点期待値を生み出したかを示す指標です。
パーマーは2023/24シーズンで0.61を記録し、攻撃的MFとして高い水準にあります。2024/25シーズンは0.44で、シーズンを通して安定した決定機を作り出していました。
マンチェスター・シティ時代は0.24程度であり、チェルシー移籍後に大幅に向上しています。チェルシー移籍後はMFながらFW並みの数値を残すパーマーは、まさにエースと呼べる存在です。
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コール・パーマーのxA90（90分あたりxA）
xA90とは、90分換算でどれだけアシスト期待値を生み出したかを示す指標です。
パーマーは2023/24シーズンで0.41を記録し、2024/25シーズンも0.36と高水準を維持しました。MFとして毎試合安定してチャンスメイク可能だと評価できます。
マンチェスター・シティ時代は0.33程度と出場時間が短い中でも高い数値を残し、ポテンシャルの高さはありました。そのポテンシャルがチェルシーで開花したと言えます。
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コール・パーマーのxGChain90（ビルドアップに関与したxG/90分）
xGChain90とは、90分換算で攻撃全体のxGにどれだけ関与したかを示す指標です。1.0を超えると「攻撃の中心」と評価されやすいです。
パーマーは2023/24シーズンで1.06を記録し、攻撃の起点として活躍しました。2024/25シーズンも0.84を残し、チームのビルドアップにも大きく貢献していたことがわかります。
シティ時代は0.56前後であり、出場機会が少ないながらも積極的に攻撃に関与していました。xGChain90を見ると、パーマーはMFとして攻撃の流れを作り出す力があるとわかります。
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コール・パーマーのxGBuildup90（シュート以外で関与したビルドアップxG/90分）
xGBuildup90とは、シュートやラストパスを除いたビルドアップに関与したxGを90分換算で示す指標のことです。
パーマーは2023/24シーズンで0.52を記録し、ビルドアップ段階から攻撃を支える役割を果たしました。翌2024/25シーズンも0.27と数値は下がったものの、依然としてMFとして平均以上の成績を残しています。
マンチェスター・シティ時代は0.22から0.96と幅があり、ポジションや出場状況で数値に変化が見られました。やはりチェルシー移籍前はチーム事情とプレースタイルが合わずに活躍ができなかったと考えられます。
今後はMFながら、パーマーは攻撃の組み立て、アシスト、決定力をどれくらい発揮できるのか楽しみなところです。
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U-NEXTサッカーパックでコール・パーマーをリアルタイムで応援しよう【まとめ】
コール・パーマーは、得点と創造性を兼備する攻撃型MFです。チェルシーではxGとxAが高水準で、22G11A（23/24）や15G8A（24/25）と結果を残しています。
xGChain90やxGBuildup90も高く、チーム全体に貢献しています。今後のチームタイトルや個人タイトルにも注目していきましょう。
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なお、当ブログでは久保建英のスタッツについても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
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